こんにちは、ちゃろのすけです。😊
第2回めにしてタイトルが重めですが、最近体験したばかりで記憶が新しいうちに詳細をまとめ、
同じような辛い思いをしている方の力に少しでもなりたいと思い、書かせていただきます。
私自身、血圧が上昇し体調が悪化していった時には、毎日いつ子癇発作が起きるのかと常に怖くて、
しらみ潰しに同じような経験をしている方をネット上で探して、アドバイスや今後の経過をみて気持ちを落ち着かせていました。
コメントをいただければ、質問にもお答えさせていただきますので、いつでもお気軽にお声がけください。
☝まず第一に、妊娠高血圧腎症について説明させていただきます。
「妊娠高血圧腎症」というのは、「妊娠高血圧症候群」のうちの一つです。
昔は「妊娠中毒症」と呼ばれていましたが、これは浮腫みor高血圧or尿蛋白のいずれかが出た場合に診断されていました。
ですが、正常な妊娠においても浮腫みがでることは多いため、区別するため高血圧がでている場合に診断するとして、2005年に妊娠高血圧症候群と改名され病気としての内容も変更されています。
※更なる詳細は、ネットで「妊娠高血圧症候群」と検索いただければと思います。
高血圧がでていると妊娠高血圧症候群と現在では診断されるのですが、それに加えて尿蛋白が認められたり、腎機能障害などが認められる場合に「妊娠高血圧腎症」と診断されます。
私はこの、高血圧・尿蛋白・浮腫み全てがでていたために、臨月に入ったその翌日に「妊娠高血圧腎症」と診断されました。
この病気が悪化すると、母子ともに命に危険があるとされています。
例えば、血圧が上がり続けると子癇発作と言われる痙攣を起こして気絶し呼吸が止まってしまったり、
脳出血や胎児発育不全、常位胎盤早期剥離(早くに胎盤がはがれて赤ちゃんに酸素や栄養が行かずに危険な状態となること)など恐ろしい症状がでることがあります。
私自身は、36週4日目に緊急帝王切開したため早産となり、
通常よりも1週間分ほど小さめの2368gだと言われたので、恐らく胎児発育不全だったのだと思います。
(お医者さんに明確に胎児発育不全と言われてはいません。)
これは、母子手帳に記載してきた血圧や浮腫、尿蛋白の経過です。
浮腫は36週に初めて陽性になっていますが、今思うとヨーグルトやバナナ等しか食べていないのにどんどん体重が増えていたのは、腎機能が低下し水分を溜め込んでいっていたので、浮腫のせいでした。
少しずつ浮腫は出ていましたが、誰が見ても明らかに異常だったのは36週頃からでした。
次回、実際の浮腫みの写真をまとめてお見せします。
血圧に関しては、少しずつ高くなっているのがわかるかと思いますが、
実は自宅で測る血圧は5月頃から130を超えることがありました。
新しめの明るい可愛らしい産院で、病院感がなく妊婦検診の際いつもリラックスしていたので、
何故か家で測るよりも5〜10は血圧が低くでていました。
そのせいもあり、お医者さんや助産師さんには最後まで「その血圧なら心配することはない」と言われ続けていたのだと思います。
※本来は自宅のほうがよりリラックスして血圧は低めに出て、
病院では緊張して高くでることが普通のようです。
そして尿蛋白においては、なんと初めての妊婦検診から陽性がでており、最後の36週の記録にはMAXの+4がでています。
私が通っていた産院では尿検査は自分で行い、1番近いと思われる色を自分で確認して母子手帳に記入します。
正直、この色はどの数値だろう…?と曖昧なこともありました。
なので間違っていることがあるかもしれないのですが、さすがにMAXの色は間違えないので、
お医者さんに何と言われるのかドキドキして診察を受けたのですが、ついに最後まで何も言われませんでした。
逆に怖くなってしまって、こちらから「尿蛋白がMAXの数値でてしまったんですけど…」と聞きましたが、
「そうですよね〜。でも血圧も高くないので大丈夫です。」と言われました。
助産師さんにおいては、「あー、大丈夫大丈夫!あれね、尿蛋白の数値は当てになんないから気にしない方がいいよー!」と笑いながら言われる始末。
では何故毎回検査する項目となっているのか…😓
今思えば、尿蛋白の数値に違和感を感じて早くに検査をしていれば、
早い段階で妊娠高血圧症候群になっていると気づけたと思います。
正直、まだ出来て4年程の産院で、1人のお医者さんで回している小さいところだったので、
手が回らず適当だったのかな…?と感じています。
実は後々、出産する予定だった産院とは別の総合病院の腎臓内科の先生に検査をしていただくことになるのですが、専門の先生いわく「早い段階から尿蛋白陽性が出てるけど、医者にはなんて言われてたの?一般的には陰性が当たり前で、前日の夜に沢山焼肉を食べて塩分とりまくってやっと陽性+1になるかも、くらいだよ。」と言われて驚愕したものです。
病院選びはとても大切ですし、検査結果に違和感を感じたら目の前のお医者さんを疑い別の病院で診てもらうことも大切だと今回の経験を通して心から感じました。
というのが、妊娠高血圧腎症と診断される前までのおおまかな経過です。
ちなみに、診断されてからは塩分を1日6g以内に控えたり体重制限をするのですが、
この病気は診断される前からきちんとした食生活や管理をして健康だった方だとしても、誰にでもなり得る病気だそうです。
また、妊娠高血圧症候群は約20人に1人は発症する珍しくない病気ですので、
どうか診断された方は自分のことを責めず、
いかにして自分と赤ちゃんの命を守るかということだけを考えて周りの方々に存分に頼ってください。
私も、夫や親きょうだい、お医者さんや助産師さん達に頼りに頼って本当にギリギリのところで母子ともに命を救われたと感じています。
次回は、妊娠高血圧腎症と診断されるその日から緊急入院するまでの経過を、
実際の浮腫みの写真なども交えてまとめさせていただきます。
何かご質問などありましたら、お気軽にコメントください^ ^
それでは、読みづらい文章に最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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