こんばんは、ちゃろのすけです。
今回は、「イラストが上手くなるには【最短で絵が上手くなるためにやるべきこと5選】をまとめさせていただきます。
ジャンル問わず
「絵を描くことが好きで、早く上手くなりたい」
「頭の中でイメージをしているものを表現する画力がほしい」
「いつも同じような絵になってしまうので自分の絵描きとしての幅を広げたい」
などの想いを持つ方々には是非参考にしていただけますと幸いです♩
☝まず、絵描きとしての私の自己紹介をさせていただきます。
私は本当に小さいころから絵を描くのが大好きで、特に小学生のころは外で遊びに行くよりも家にこもり
毎日朝から晩まで絵のことを考えて描いている時期がありました。
私が小学生だった当時は「お絵描き掲示板」というものがネット上で絵描きの中では流行っており、
年齢様々な絵描きがイラストを投稿して交流を深めていました。
私も大好きだった犬夜叉やNARUTOのお絵描き掲示板を毎日のように除いては投稿し、
小学校中学年の時にイラストのホームページを作成したほどです。
とにかく絵のオタクという感じで、日常生活でも見るもの全てを絵に変換して、
「透明な水はどうやって色を塗ったら表現できるんだろう」「光はまぶしいけど、イラストではどう表現すべきかな」など、常に頭の中は絵に関することのみでした。
歳を重ねるごとに受験やら友人との時間やら仕事やらと絵を描く機会は減ってきて、
今ではたまにイラスト販売をしていますが、ほとんど描くことは減ってしまいました。
ですが、歌などはしばらく歌わないと衰えたりしますが、
絵に関しては一度画力をつけてしまえばほとんど衰えません。
上に載せたイラストは、小学校5年生ころに描いたものと、21歳ころに描いたものになります。
「10年もあればそりゃ上手くなるでしょ・・。上手くなるにはそんなに時間がかかるの?」という声が聞こえてきそうですが、こちらの絵もご覧ください。↓
これは私が小学校5年生ころに描いたものです。目がチカチカして線も荒くて見るに堪えません・・。💧
そして、約1年半後の中学1年生のころにはこのように変化します。↓
画力の違いがわかりますでしょうか?「あまり変わってないじゃん」と言われてしまったら申し訳ないのですが・・・😓
このように絵が上達するまでに今までしてきたことを、
最短で上手くなるためのポイントとしてまとめさせていただきます。
『最短で絵が上手くなるためにやるべきこと5選』
①とにかく最初は模写(オリジナル性をだすための最短はマネをすること)
②自分の絵を観察して良い所と悪い所をとらえる
③見つけた苦手を克服するためにもまた模写をする
④とにかく沢山の種類の絵をみて観察する
⑤好きな絵描きさんのイラストを描く経過をみる
①とにかく最初は模写(オリジナル性をだすための最短はマネをすること)
どの内容も大切ですが、ここは本当に絵を描く上でかなり重要です。
「人真似じゃなくて、私は自分らしいオリジナル性のある絵が描きたいんだけど」という方もいらっしゃると思います。
ですが、仕事などもそうですが、基礎もルールも何も知らない新人がいきなり「自分らしいやり方」を生み出すなんて無理ですよね?
オリジナル性や自分らしさを表現したいのなら、それこそ「多くの先輩の真似」をしないことには何も始まりません。
ただ、注意としては、「一人の絵描きさんだけを真似する」は禁止です。
これをしてしまうと、自分らしさどころかその絵描きさんにとらわれてしまって逆効果だからです。
「色んなタイプの絵描きさん」だったり、「本物のモノ」を模写してください。
「本物のモノ」というのは、例えばこういうものです。↓
これは小学生のころに模写したアメジストです。
「キャラクターとかのイラストが描けるようになりたいだけなんだけど・・」という方も、
本当に早く画力を上げて色彩力や表現力の幅を広げたいのであれば、
リアルな世界にあるモノを模写するのは最短で上手くなることにつながります。
なぜなら、イラストよりもリアルな世界にあるものはかなり複雑で情報量も多く、
「観察力」・「サイズ感などをとらえる力」とそれを表現する「表現力」が備わるからです。
これが上手にできるようになれば字も上手に書けるようになってくる可能性が高いです。
※「観察力」を鍛えると、例えばイラストの色彩を思い通りに綺麗に表現できるようになります。
例えば人間の肌というのは、リアルな世界でよく見てみると「黄緑や薄ピンクや黄色みや水色」などと様々な色が見えてきます。
今までイラストで肌を塗る時に肌色単色を明るさだけ変えて表現していた方は、
是非「薄黄緑や薄水色など」の色合いを混ぜてみてください。
そうすると深みが増してイラストの色彩が綺麗に見えます。このような感じです↓
左側の絵は、明るさを変えるだけで色を塗っていますが、
右側の絵は髪の毛が一番わかりやすいかもしれませんが、
ベースの茶色に明るさの変化だけでなく「灰色み、紫み、黄色み、緑み」などを混ぜながら色を塗っています。
どこにどの色を混ぜるかのバランス感覚は模写を沢山して、その上で自分のイラストにも生かして描いてみて、とにかく回数をこなすうちに感覚的にわかってきます。
是非今後は明るさの変化だけでなく、別の色味を混ぜて色を塗ってみてください。
そして「本物のモノ」と並行して、「色々なタイプの絵描きさん」の模写を沢山してみてください。
同じような系統だけというより、少年漫画や少女漫画や萌え系のイラストなど
とにかく幅広いイラストを模写するほうがより上達していきます。
これは私が小学校高学年のころに模写した一例です。
こうしたプロの方だけでなく、ネット上で出会った好きなイラストを少なくとも自由帳2冊以上は模写していました。
絵というのは面白いもので、目や手の描き方一つとっても個性豊かです。
全く異なる系統の模写をし続けることで、「この人の手の描き方かわいい」とか、
「目の描き方は良いけど髪の毛はこっちの描き方のほうが好み」だとか、
「線の描き方が綺麗だけど、色合いがいつも暗くて私ならもっとこうゆう色合いにするのに」など、
色々な種類をインプットしつつ自分の好き嫌いにも気づいていき、
真似していくうちに「自分が一番描きたいスタイル」というのがまとまっていきます。
なので、オリジナル性を出したい人ほど、
とにかく沢山の系統の絵を騙されたと思って沢山模写してみてください。
②自分の絵を観察して良い所と悪い所をとらえる
絵を描くことが好きな人は、絵を見るのも恐らく好きだと思います。
絵を描いたら、時間を作って自分の絵を細かく観察してみてください。
そして、好きなところと嫌いなところを探してみてください。
例えば、「今回はここの色合いが綺麗にできたな」だったり、
「手だけがどうしても上手く描けなくて悔しかった・・。」など。
ここで重要なのは、もちろん好きなところを見つけてモチベーションに繋がることも大事なのですが、
どちらかというと「嫌いなところ=苦手なところ」です。
絵を描いていて、「目を描くのは好き」「でも、手を描くのは苦手」という風に、
誰にでも最初は苦手なポイントがあるかと思います。
何も考えずに描き続けるよりも、観察し改善点を見つけてそこを潰していくことで、
どんどん苦手意識もなくなり、画力も上がって益々絵を描くことが自由になり楽しくなっていきます。
③見つけた苦手を克服するためにもまた模写をする
また、模写です。(笑)
私の経験上ですが、それくらい、模写は画力を上げてくれます。
例えば私の場合は、「人物の顔を描くのは好きだけど、手を描くのが苦手で胸から上までのイラストばかり描いてしまう」状態でした。
でも、憧れの絵描きさんたちは全身で様々な構図を自由に描いていて、
まるで私とは次元が違う幅の広さで絵を描いていて、羨ましくてたまりませんでした。
そこで私は、とにかくひたすら苦手な「手」を描きまくりました。(笑)
私の昔の自由帳を開くと、こんなページがところどころにあります。
だいぶ気持ち悪いですが、とにかく好きな手の描き方の絵描きさんのイラストを集めて、ひたすら「手だけ」を模写します。
見ていただくとわかるように、「手」一つとっても、描き方は個性豊かです。
模写をしながら、最終的にはミックスされたような形でオリジナルな描き方になっていきます。
※また、人物を描く上で必ずやっていただきたいのが、「本物の模写」です。
人間の体には関節や肉の付き方、曲がる向きなど決まりがあるので、
本物を模写していくことで体の構造を感覚的に身につけることができます。
これができるようになると、今まで模写したことのないような向きの手や足も、頭の中で想像して描けるようになっていきます。
このように苦手を潰した結果、手が見えない上半身だけの絵だけではなく、
こういう絵も描けるようになりました。↓
④とにかく沢山の種類の絵をみて観察する
今までお話してきて、恐らく「色々な種類のもの」を吸収することの大切さを知っていただけたかと思います。
画力を上げたり描ける絵の幅を広げるためにもとにかく沢山の絵をみることはとても大切です。
私は、ネット上で少なくとも100人以上の絵描きさんの絵を自身のパソコンに約15,000枚お気に入りとして保存しています。
そして模写したり定期的に見直してみたり、それこそ画力がぐっと上がった小学生高学年ころには一日中みていても飽きませんでした。
絵は遠目でみるのもいいですが、アップにして「線の描き方」「色の塗り方」など細かく観察して自分の絵でも実践してみると吸収していけます。
とにかく、沢山の絵に出会って自分だけのコレクションを作ってみてください。
⑤好きな絵描きさんのイラストを描く経過をみる
今までお話していたように、「模写」や「観察」も大事ですが、
「実際に絵が完成するまでの経過」をできれば動画で見ることは本当に勉強になります。
真っ白なキャンパスからどのような順番で何が描かれて仕上がっていくのかだったり、
途中で予想もしなかった色を混ぜていたりと、
完成した絵だけをみてもわからないことを知ることができるからです。
それに描き順も人によっては目から描いたり、輪郭から描いたりと、
その人のバランスのとりやすい順番があると思います。
※私の場合のイラストが完成するまでの流れは、
「イラストが上手くなるには【1枚の絵が完成するまでの流れ・描き方】」
という記事で紹介しています。宜しければ一例としてご覧ください。
それでは以上が「最短で絵が上手くなるためにやるべきこと5選」でした。
かなり絞ってお話していたので、今後はまた色々な面からイラストの描き方についてお話していければと思います。
また、昔はキャラクターのイラストを描くのが好きでしたが、
服飾の専門学校に通ってからはデザイン画を描くことが多くなったので、
今後はデザイン画という観点でもお話していけたらと思います。
ちなみにフリマアプリでイラスト販売を行っていたのですが、
テレビCMで「ココナラ」という「得意を売り買いできる」アプリを知り、つい最近登録をしました。
よければこちらで今後本格的にイラストを販売していきたいと思っておりますので、
ちらっと除いていただけたら幸いです。↓
「ちゃろのすけ」で検索いただくと出てくるかと思います!
過去のイラストやデザイン画もいくつか載せていますので、参考までにご覧ください😊
それでは、毎度まとまりがないブログを最後まで見ていただき、ありがとうございました。
日々改善していきたいと思っていますので、今後とも宜しくお願いします。
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